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オフィスデザインのレイアウト・内装工事に関するブログ

更新日:2023/09/12

オフィスの壁紙や床は見た目が大事!色の効果や注意点を解説

オフィスデザインやレイアウトを大幅に変更しなくても、壁やチェアの色を変えたり、インテリアをアクセントとして取り入れたりするだけでオフィスのイメージを変えることはできます。

中でも、色が人に与えるイメージ効果は大きいといわれており、オフィスをイメージチェンジする際に色を変更することは効果的であると言えます。

オフィスの壁紙や床の色をだわった方がいい理由とは

オフィスの見た目がいいメリット

オフィスの第一印象をこだわる理由について

オフィスレイアウトを考えるとき、見た目にも気を配ることは大切なポイントの一つです。

人の第一印象は、見た目で55%が決まる(※メラビアンの法則)と言われており、オフィスにおいても同じことが言えます。
オフィスに対する来客者の第一印象が良ければ、良好な企業イメージを印象づけることができるでしょう。

※メラビアンの法則とは?
相手の印象に影響を与えるのは言語情報が7% 、聴覚情報が38% 、視覚情報が55% の割合と言われており、視覚から多くの影響を受けています。

事例はこちら:フィルメック株式会社様 オフィスデザイン事例

色の効果と注意点

オフィス色使い

色の持つ効果

目から入った色は、脳を刺激してホルモン分泌を促す効果があり、人の心理や行動に大きな影響を与えるといわれています。
この色の効果を活用したビジネスや美容、健康、犯罪防止などあらゆる場面ですでに取り入れられています。

オフィスに与える色の影響について

高さや広さへの影響

例えば、天井の色と壁を明るくして床を暗くすると、天井が高く見えるためスペース全体を広く見せることができます。
逆に、天井の色を暗くすると実際の高さより20cm低く見えると言われているので、スペース全体が狭く見える効果があります。
一般的に、人は天井が高く見えたほうが快適に感じると言われているので、色の組み合わせ方には気をつけるようにしましょう。

生産性や意欲への影響

色は生産性や意欲にも影響します。
色が鮮やかな環境では、作業の質や速度も高まり、ミスが減る一方で、壁が白く色合いのない部屋は従業員の疲労感を長引かせ、仕事の効率も下がりやすいと言われています。

また、暖色を使っている部屋で作業をすると積極性や生産性、仕事への満足度を高める効果があることもわかっています。

しかし、無彩色の環境(白・黒・茶色のみ)はあまり良い影響力がなく、学習能力を下げることがわかっているので、あまりにシンプル過ぎるオフィスも避けた方がよいでしょう。

体感や集中力にも影響が

色は体感温度にも影響を与え、赤やオレンジは暖かさを、青や緑は涼しさを感じさせると言われています。
また、使用した色によっては、オフィスが狭く重苦しさを感じたり、集中力を低下させたりしてしまう可能性もあります。

そのため、床・壁・天井の色やオフィス家具などを変更する際は、価格や機能性だけではなくそれぞれの色のもたらす視覚効果や色の組み合わせ方にも注意して選ぶようにしましょう。

用途に合わせた壁紙や床にオススメな色とは

◆赤・・・議論を活発にする、活動促進、発言の促進、反復作業における集中力・注意力の向上、寒さを和らげる
おすすめの場所:応接室、会議室

◆青・・・創造力を高める、部屋を広く見せる、催眠効果、気持ちを落ち着かせる、熱さを和らげる
おすすめの場所:仮眠スペース、クリエイティブスペース、エントランス

◆黄色・・・活気、コミュニケーションの円滑化、知性や組織力を高める、好奇心の刺激
おすすめの場所:会議室、リフレッシュスペース

◆ピンク・・・ストレスの緩和、活動促進、幸福感を与える
おすすめの場所:執務スペース、リフレッシュスペース

◆緑・・・安心感を与える、気持ちを落ち着かせる、ストレス緩和、体の機能の活性化、信頼感を生み出す
おすすめの場所:会議室、応接室、リフレッシュスペース

◆紫・・・不眠解消、食欲減退、気持ちを落ち着かせる、高級感、熟考促進
おすすめの場所:集中スペース、仮眠スペース

◆青緑・・・清潔感、気分を引き立てる
おすすめの場所:エントランス、化粧室

◆オレンジ・・・コミュニケーション促進、自己表現促進、安心感・注意力の向上
おすすめの場所:会議室、リフレッシュスペース

オフィスに最適な色とは?

組み合わせる場合の注意点

オフィスデザインは、色の組み合わせ方も重要です。
オフィス内全てに寒色系の色ばかり使用すると気分が落ち着きすぎて逆に仕事がはかどらなくなってしまい、作業効率が下がってしまうことにもなりかねません。

なので、アクセントに赤やオレンジなど暖色系を取り入れ、モチベーションが下がらないように全体の色のバランスを考えて組み合わせるようにするとよいでしょう。

おすすめは活性化作用のある暖色と、リラックス効果のある寒色を組み合わせて使用することです。

1つの部屋で組み合わせる場合には「補色」を使用されるとよいでしょう。

補色とは、色相環で正反対に位置する関係の色で、互いの色を最も目立たせる色の組み合わせのことを言います。
例:青とオレンジ、赤と緑、黄色と紫など

逆に複数スペースがある場合には暖色系と寒色系の空間を交互に作つなど、部屋ごとに色を変えることで色を増やすことができます。

フィルメック株式会社様

まとめ

色は私たちの想像以上に影響を与えます。

もし、今使用されているオフィスが白や黒などの無彩色だけで作られている場合は、まずは家具やカーペットなど、取り入れやすい部分に色を取り入れられてみてはいかがでしょうか。

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この記事の監修者

ハタラクバデザイン 編集部

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