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オフィスデザインのレイアウト・内装工事に関するブログ

更新日:2023/10/11

【オフィスレイアウト】上司や管理職の席配置はどうするべき?

仕事での生産性や業務効率を上げるには、部内や課内でのコミュニケーションが円滑でないといけません。

そこで、オフィスレイアウトを考えるにあたって重視したいのは、部長や課長など上司の位置関係です。

上司の席の位置によって与えるストレス

上司席の配置

人間関係の良し悪しが60%を占める

心理学者の研究によると、ストレスを感じる原因のうち、人間関係の良し悪しが60%を占めるという結果が出ています。

多くの企業のワークスペースで見られる対向式レイアウトでは、部署や課ごとに向かい合うようにデスクを配置し、部長や課長は入口から一番遠い全体を見渡すことのできる奥の席に座り、入口に近い席に新入社員や平社員が配置されることが多いでしょう。

この場合、常に上司に見られているというプレッシャーを感じながら日々の仕事に励まないといけません。

例えば、新入社員が何か仕事上の相談を上司に持ちかける場合、一番奥にいる上司の席まで行く必要があります。ほかの人が黙々とデスクワークをしている中、上司の席まで行くのは勇気がいるため結局相談をすることができず、その後も上司に対して苦手意識を持つ可能性もあります。

上司の席とは距離を離しておきましょう

上司と従業員の席の距離感は、心の距離感に比例するといっても過言ではないでしょう。

上司から常に監視されているような環境で仕事をすれば、自由に仕事もできなくなります。

際に、「上司の視線がストレスに感じて仕事が効率よく進まなかったが、上司の視線から解放された席に配置された途端、スムーズに仕事ができるようになった」という人もいます。

それほど上司の席の位置というのは、その他の従業員にとって重要なことなのです。

オフィスレイアウトは近すぎず遠すぎずの距離感が大事

仕事を進めるにあたって重要なことは、適度な距離感を保つことです。

これは上司の席の位置だけでなく、オフィスにいる従業員の誰においても同じようなことがいえます。

あまりお互いの席が近すぎても周囲の視線が気になって仕事に集中できません。逆に遠すぎてしまうと、今度は意思疎通がうまくいかなくなってしまいます。

オフィスレイアウトで適切な距離を空ける

そこで、上司の席とほかの従業員の席の間に適度な距離を確保することを考えたレイアウトを考えてみましょう。

社員1人当たりのスペースは、最低6㎡程度必要であると言われています。

この程度のスペースがあれば、パソコンや書類などを机の上に置いてもまだ余裕があります。 隣とも話はできるけれども適度に距離があるので、周りの視線が気にならなくなります。

適度な距離感を取れることで、ストレスを感じることなく効率的に作業をすることができ、業績もアップすると考えられています。

座席を固定しない働き方

もちろんオフィスの広さによっては、1人当たり6㎡のスペースを確保するのは難しいケースも出てくるかもしれません。

その場合は、どうすれば適度な距離を保つことができるか考えるといいでしょう。また、今主流のフリーアドレスやABWを取り入れて、デスクを固定しないことも良いでしょう。

これにより、上司の視線を感じずに仕事ができるだけではなく、普段関わりにくいと思っていた上司や先輩ともコミュニケーションが取りやすくなる効果もあります。

フリーアドレスを導入する際に失敗しない方法とは?

ABWとは?オフィス事例やメリット・デメリットについて【オフィスレイアウトの種類を解説】

応接室におすすめなレイアウトについて

お客さまをお迎えし、プレゼンや商談を行う応接室は、明るく居心地のよい雰囲気にすることが大切です。大きな窓がある場合は、そこから日の光がたっぷり射し込むような配置を心がけましょう。

「大きな窓がない」や「日差しが入りづらい」ときは、照明やインテリアの取り入れ方を工夫すると良いでしょう。壁紙はホワイト系がおすすめです。 応接室内は、お客様がスムーズに移動できるような導線を確保します。

室内には余計なものは置かず、テーブル・椅子・ホワイトボードのシンプルな配置を心がけましょう。応接室用のテーブルは大きめに作られているものが多く、「部屋に入れてみたら部屋に合わない大きさだった」というケースもあります。3人以上の来客に対応できるようなテーブルと椅子を移動・配置するには、それなりの広さを確保しなければなりません。

応接室レイアウトのデザイン事例

社長席におすすめなレイアウトについて

社長室のレイアウトを変更する際は、セキュリティ対策やワークスペースの確保といった基本的な部分を踏まえながら、自社の経営方針やブランドイメージが反映されたレイアウトを考えなければなりません。

最近では、社長室のガラス張りやパーテーションで区切るなど、社員との風通しの良さを意識したレイアウトが人気です。

しかし、社員との距離が近づきすぎると社員に余計なプレッシャーがかかったり、社長自身が自分の業務に集中できなくなってしまう可能性があります。

閉塞感をなくしながらも、現場と適度な距離を保てるようなレイアウトにすることが重要です。

執務室におすすめなレイアウトについて

執務室のレイアウトは、社員の人数や職種・業務内容などによって異なります。

スタンダードな島型対面式レイアウト・背面式レイアウトや並列式・固定席を作らないフリーアドレス型など、さまざまなデスクレイアウトがありますが、それぞれ違ったメリット・デメリットを持っています。

まずは、自社や部署に適したレイアウトを見つけましょう。

執務室のデスクレイアウトで押さえておきたいポイントは、デスクとデスクの間隔に十分なスペースを確保することです。

一般的に、オフィスによくある島型背面型では150cm〜180cm、並列型なら60〜90cm程度のスペースの余裕があれば、社員は大きなストレスを感じずに業務に打ち込めるといわれています。

社長室レイアウトのデザイン事例

参加者が活発にミーティング出来るオフィスとは

ミーティングの様子

席順には「上座・下座」があり、「上座」は目上の人やお客様が座る席、「下座」は上座に座る人をおもてなしする人が座る席を意味し、「ビジネスマナー」としてあらゆる場面で重要視されています。

会議室の席順

会議室の席順でも「上座・下座」は存在し、席順は目上の方への敬意やおもてなしの意味が込められています。社会人は知っておくべき知識といえるでしょう。

一般的な会議室では、長方形のテーブルが使用されています。入口から一番遠い席が上座、入口から一番近い席が下座となります。この形式の場合、誰が上で誰が下かという上下関係がわかりやすくなってしまうため、地位が下の従業員は心理的に発言しづらくなります。

この座席配置は、報告や連絡をするためのミーティングでは、「マナー」として取り入れても問題ないかもしれません。しかし、アイデアを出し合うミーティングや問題を解決するためのミーティングであれば、部下が話しやすい環境を作ることが重要です。そのため、上下関係が明らかとなってしまう座席配置は良いとはいえないでしょう。

会議の内容によって座席配置は調整する

ミーティングの目的や内容によっては、上司・部下関係なく意見交換できるミーティングスペースを作ることも重要です。

参加者全員が活発に意見を交わすことが目的のミーティングには、丸形のテーブルや昇降デスクを使用した立ちミーティングを行うことがおすすめです。

丸形のテーブルの場合、それぞれが発言しやすくなります。

また、昇降デスクを使用した立ち会議であれば、自由に姿勢や動きを取ることが出来るため、意見を言いやすい雰囲気を作り出せる効果があります。

ワークスペースにおいての上司の席の位置やミーティングをする際の席の位置によって、従業員が働きやすく感じるかそうでないかは変わってきます。

これらの事を考慮して、従業員全員が働きやすいオフィスレイアウトを考えましょう。

オフィスデザインからレイアウト、移転までお手伝いするハタラクバデザインでは、豊富な知識と実績を活かし、一つひとつの企業の働き方にぴったりのオフィスデザインを提案いたします。
オフィスのデザイン・レイアウト作成だけでなく、テナント物件のご紹介から内装工事を含む各種工事、オフィス家具の設置にいたるまで、ワンストップで実施できるところが強みです。
自社の働き方やコンセプトに合ったオフィスをお探しの方や、既存のオフィスに課題を感じている方は、ハタラクバデザインへお気軽にご相談ください。

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この記事の監修者

ハタラクバデザイン 編集部

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